●商品説明
今年は、最高品質のモヘアで、ベーシックな「カーディガン」を作りました。素材は、ここ近年、さらに人気も原材料費も高まり続けている「モヘア」。今年も様々な素材でサンプルを作成し、最も柔らかで、最もタッチの良いモヘアに出会ってしまいました。toiro発足以来、最高の出来栄え。極上の肌ざわりに包まれてください。
●素材のこだわり
モヘアは、トルコのアンゴラ地方を原産とする「アンゴラ山羊」から採取したブランド毛。毛足が長く、起毛しているので、温かい空気をたっぷり含んで保温してくれます。見た目もフワッと柔らかく、膨らみがあり、吸湿性も高いので、汗などで蒸れにくいので、ストレスなく、一日中さらりと快適に過ごせます。独特の光沢もあり、高級感が楽しめます。こんなに良いこと尽くめのモヘアの、唯一の難点は、加工に特殊な技術を要することから希少性が高く、高価になってしまうこと。工場直販ブランドのアドバンテージを活かして、かなり価格は抑えましたが、それでも35,200円税込が精一杯でした。ただ、価格以上に価値のあるカーディガンが生まれました。
●初のアーガイル柄
アーガイル・チェックは、元は1400年代にスコットランドのアーガイル地方で発祥し、連続するダイヤ模様と斜めに交差するラインから構成される編み物のパターン。1950年頃にニューヨークで、アーガイル柄のロングソックスが流行したことで世界中にヒット。ちょっと懐かしい雰囲気は、その印象かも知れません。1990年代前半に流行したグランジ・ロックから派生したストリート・ファッションでも、当時の古着にアーガイル柄が多かったこともあり、愛用するミュージシャンの姿が散見されます。
●配色のこだわり
今、このタイミングで、きれいめに、上質なモヘアのカーディガンを着るのは新鮮かも知れません。それぞれのカラーは、toiroらしい「計算し尽くした配色」に収まりました。何年経っても飽きることなく、かつ、初めて袖を通した瞬間からワードローブに溶け込んでくれる。そんな3カラー展開。
3カラーそれぞれが、ベーシックな「基調色」にマッチした「差し色」。それぞれを馴染ませる「中間色」。そして、3カラー展開すべてに使用されている「共通色グレー」のライン。
●最後に
モヘアのニットは、流行に左右されない「一生モノ」になり得ます。その卓越した「品質」と「耐久性」は、何年も大切に着回すことが出来ます。多くのニット愛好家たちにとって「価格以上の一着になってくれるはず」と自信を持って生産しました。世代を超えて、父母から子へ受け継がれる「思い出の一着」であり、あなたにとっての「新しい定番」になり得る自信作。その想いを込めて、流行に左右されない「アーガイル柄」を選び、「ベーシックなデザイン」を心掛けました。日本最高峰のニット産地で培われた縫製技術が「着崩れしないライン」と、着る方それぞれの「身体に馴染むシルエット」を実現します。日本の冬を、雪国・新潟生まれのカーディガンと共に。