nacnarumade
【糸から紡ぐ、大切な一着のニットへ生まれ変わる】
「糸がなくなるまで、そして技術がなくなるまで、新しいものを生み出し、人々にとって必要なモノに変えていく」
服を作る上で欠かせないモノ。
原料となる糸、作り手の想い、服を作っている工場、そして消費者の人々。
ひとつでも欠けてはいけない大事で必要な要素。
ニットを生産する過程上どうしても出てしまう余剰糸を必要のないものではなく、
それがあったからこそ誕生する、数量限定生産で最上のモノへと生まれ変わらせる。
世の中に溢れている大量生産、短サイクル化を見直し、お気に入りの1枚を大切にすることは
人も地球も大切にすることと同じであると考えます。
【限りある糸に命を吹き込む】
2022年8月に生まれたnacnarumadeはコンセプトの通りシーズン限りの限定生産で、
余剰糸を使用しているので追加生産ができません。
ファストファッションの台頭により、流行を意識した装いを手軽にできるようになった背景には、
年間50万トンを越える廃棄ロスという見えざる現実があります。
nacnarumadeは業界の問題と地球環境への取り組みとして、
過剰在庫を抱えることなく廃棄ゼロを目指しています。
【国産を身に纏うこと=環境に配慮したファッション】
nacnarumadeはニット産地である新潟県五泉市にて60年以上にわたり、
国内有名ブランドのOEMを手がけてきた老舗工場が、
持続可能なファッションをスタンダードにするために立ち上げたファクトリーブランドです。
日本で売られている衣服の約98%が海外製の輸入品で、国産はわずか2%という世の中。
そんな日本のファッション産業によるCO₂排出量は原材料調達および製造段階で90%以上を占めており、
ファッション産業を持続可能にする為には、海外での環境負荷の実態把握とその削減が重要です。
糸が紡ぎ出す再生の息吹を…世代を超えて受け継がれるニットをお届けします。